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2017年11月2日(木)

9条改憲の発議許さない

国会前 熱気のコール

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(写真)国会開会日行動で抗議のコールをする人たち=1日、衆院第2議員会館前

 特別国会が開会された1日、衆院第2議員会館前では総がかり行動実行委員会など3団体が正午から集会を行いました。約1000人の市民が集まり「安倍政権を必ず倒そう」「9条変えるな」とコール。各野党の党首らが参加し、「9条改憲の発議を許さないため、力をあわせよう」などとスピーチしました。

 主催者あいさつした、総がかり行動実行委員会共同代表の福山真劫さんは、総選挙では与党に3分の2を許した一方で、「野党3党と市民が連携し、改憲を許さない勢力を確実につくることができました」と強調。特別国会でも、「国会内外で連携してたたかおう」と呼びかけました。

 日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の近藤昭一副代表、民進党の相原久美子参院議員、社民党の吉田忠智党首、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表がスピーチしました。

 共産党からは、衆参国会議員団が参加しました。代表してスピーチした志位氏は、総選挙での支援に感謝をのべ、「市民と野党の共闘という枠組みでたたかい、全体として共闘勢力の議席を増やすことができました。私たちにとっても大きな喜びです」と表明。9条改憲阻止のために力をあわせたいと語り、「改憲の国会発議そのものを許さない多数派をつくっていきましょう」と呼びかけました。

 さいたま市から足を運んだ女性(84)は、「戦後、新しい憲法ができたとき、目の前が明るくなったように感じました。そんな憲法を変えるなんてとんでもない。私は反対だと声をあげ続けます」と話しました。


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