2017年10月31日(火)
三浦市で台風被害調査
畑野議員ら 景観守り安全対策を
神奈川
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日本共産党の畑野君枝衆院議員は30日、台風21号による被害が発生した神奈川県三浦市の城ケ島を訪れ、党県議団の井坂新哉団長とともに、党市議団の石橋むつみ、布川照美の両氏の案内で状況を調査しました。
城ケ島は富士山を眺めることができる観光地として知られますが、台風被害で、海岸線を歩く観光橋に直径30センチメートル以上の岩が乗り上げ、通行禁止になっています。
海に近い飲食店は、建物の土台と柱、屋根等を残してすべて波にさらわれ、近隣の土産物屋や飲食店は、床上浸水により、店舗前の自動販売機が故障していました。
土産物屋の男性は、携帯電話の写真を見せながら被害の様子を説明。「市はすぐに片づけてくれたけど、向こう側(観光橋付近)は県の管理だということでまだそのまま。(砂や岩などを)早く取ってほしい。(高潮が)また上がってきちゃう」と訴えました。
飲食店の男性は「台風のたびに毎回こうなるようなら、商売をやっていられなくなる」と語り、高潮・高波への対策を求めました。
視察を終えた畑野氏は「国と地方自治体だけでなく地域住民とも知恵を出し合いながら、景観の保存と安全を両立できる対策を打つ必要があると感じました。私も、党の地方議員とともに力を合わせていきたい」と話しました。