2017年10月29日(日)
基地強化・9条改憲にノー
山口 日本平和大会が始まる
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「なくそう!日米軍事同盟・米軍基地 2017年日本平和大会in岩国」が28日、山口県内で始まりました。29日まで。主催は同実行委員会です。
防府市で行われた開会集会には、約1000人(主催者発表)が参加。主催者あいさつした長尾ゆり・全労連副議長は、沖縄をはじめ、全国各地で米軍基地強化が狙われていると指摘。「軍事国家への道は許されない。米軍基地の実態を学び、根源にある日米軍事同盟をなくす展望を語り合おう」と呼びかけました。国民の多くは改憲反対であり、改憲発議ができない状況をつくろうと訴えました。
来賓として、弁護士の松田弘子さん(市民連合@やまぐち・呼びかけ人)、児童文学作家で被爆者の那須正幹さん(山口県総がかり行動実行委員会・共同代表)があいさつ。那須さんは、「子どもたちに二度と戦争の苦しみを与えてはいけない。そのためには黙っていてはいけない」と訴えました。
全国の憲法9条を守る運動、基地強化に反対する運動を交流。岩国地域労連の代表は、岩国基地で狙われる機能強化の実態を告発。沖縄・名護平和委員会の代表は、来年2月の市長選にむけた決意と支援を訴えました。
海外代表として、韓国・参与連帯のパク・チョンウンさんがあいさつ。日本平和委員会の千坂純事務局長が主催者報告しました。
日本共産党の井上哲士参院議員があいさつ。稲嶺進・沖縄県名護市長のメッセージが紹介されました。