2017年10月24日(火)
「オール沖縄」思い届いた
翁長知事が会見 「3年間の流れ維持」
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沖縄県の翁長雄志知事は23日、総選挙で沖縄小選挙区の1区、2区、3区で「オール沖縄」が勝利したことを受け、「オール沖縄の思いが県民に届いた」と述べました。県庁で記者団に答えました。
翁長知事は惜しくも及ばなかった4区の仲里利信氏も健闘したとして、オール沖縄の「3年前の流れが維持できている」と語りました。
安倍政権・自民党から1議席でも落とせば辺野古反対の民意が後退しているといった指摘が出る可能性について問われた翁長知事は「3年前に4選挙区全部こちらが勝ったときに、その民意を全く無視をしておいて、ここで1議席返したから衰えているというのは本来の地方自治の在り方からいうと大変おかしい」と批判しました。
また、「全国で自民党が圧倒的に勝っても沖縄では大きな自民党を相手にしっかりと3勝もした」と述べ、「中央の意向の指示通りにしか動かないのでは沖縄県の自民党は、これから以降も大きな役割を果たさないのではないか」と指摘しました。