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2017年10月24日(火)

「市民と野党の共闘」候補者が勝利

“共闘効果”発揮 一本化実現に共産党努力

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 今回の総選挙では、市民と野党の“共闘効果”が発揮された選挙となりました。

 日本共産党は、安倍政権打倒の大局に立って小選挙区で党候補者を取り下げるなど野党勢力の候補者一本化の実現に努力。日本共産党が候補者を立てなかった83の選挙区のうち32選挙区で共闘する立憲民主党、社民党、無所属の候補者が勝利しました。この他、23選挙区で比例復活で当選しました。

 12選挙区がある北海道では、「戦争させない市民の風・北海道」と日本共産党、立憲民主党、社民党の3野党が政策協定と選挙協力を結びたたかうなかで、5選挙区で勝利しました。メディアは「選挙区すべてで実施した共産党との共闘が奏功」(「毎日」北海道版23日付)と報道。また6選挙区がある新潟県では、5選挙区で候補者を一本化して3選挙区で勝利し、地元紙・新潟日報23日付は「野党共闘 1強に風穴」「野党共闘の効果証明」とその結果を大きく報じました。

 勝利した候補者からも「野党が連携し勝利した」(立憲民主党の佐々木隆博氏・北海道6区)、「野党の大きな力添えを頂き、当選することができた」(無所属の菊田真紀子氏・新潟4区)などの声が。

 小選挙区での勝利には至らなかったものの、近畿比例で当選した立憲民主党の村上史好氏(大阪6区)は「野党共闘発展のために、懸け橋となって今後も頑張りたい」と決意を語っています。

日本共産党が立てなかった83小選挙区のうち当選を決めた32小選挙区と当選者(敬称略)

 北海道1区 立憲民主 道下大樹

 北海道3区 立憲民主 荒井聡

 北海道6区 立憲民主 佐々木隆博

 北海道8区 無所属  逢坂誠二

 北海道11区 立憲民主 石川香織

 岩手3区  無所属  小沢一郎

 宮城5区  無所属  安住淳

 福島1区  無所属  金子恵美

 栃木2区  無所属  福田昭夫

 埼玉5区  立憲民主 枝野幸男

 東京1区  立憲民主 海江田万里

 東京6区  立憲民主 落合貴之

 東京7区  立憲民主 長妻昭

 東京18区 立憲民主 菅直人

 神奈川4区 立憲民主 早稲田夕季

 神奈川6区 立憲民主 青柳陽一郎

 神奈川12区 立憲民主 阿部知子

 新潟1区  立憲民主 西村智奈美

 新潟3区  無所属  黒岩宇洋

 新潟4区  無所属  菊田真紀子

 長野1区  無所属  篠原孝

 愛知3区  立憲民主 近藤昭一

 愛知5区  立憲民主 赤松広隆

 愛知7区  無所属  山尾志桜里

 三重2区  無所属  中川正春

 大阪10区 立憲民主 辻元清美

 大阪11区 無所属  平野博文

 高知2区  無所属  広田一

 佐賀1区  無所属  原口一博

 鹿児島1区 立憲民主 川内博史

 沖縄2区  社民   照屋寛徳

 沖縄3区  無所属  玉城デニー


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