2017年10月24日(火)
二つの「新しい課題」に挑戦
志位委員長が会見
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日本共産党の志位和夫委員長は23日、総選挙の議席が確定したのを受けて党本部で会見し、選挙結果と今後の課題について語りました。
志位氏は、市民と野党の共闘が複雑な逆流・分断にあったもとで大きな成果を上げたことを強調しました。とくに67小選挙区で党が候補者を取り下げたことで、北海道や新潟をはじめ多くの選挙区で立憲民主党の候補、無所属の候補が勝利したことを指摘。「“勝利の方程式”は市民と野党の共闘にこそあり、今度の結果をつくるうえで共産党は貢献することができた」と述べました。
第2に、市民と野党の共闘の勝利、日本共産党躍進の2大目標に挑戦したが、共産党の議席は後退したことを受けて、「新しい課題」として次の2点の努力を強めると語りました。
一つ目は、日本共産党の理念・路線・歴史の全体像、共産党を丸ごと理解してもらう活動です。志位氏は、具体的には「綱領を語り、日本の未来を語り合う集い」を総選挙後の新しい情勢の下で全国津々浦々で取り組んでいきたいと語りました。
二つ目は、党自体の自力を強めることです。志位氏は党大会後、党勢拡大に努力してきたことを振り返りながら、今度の選挙結果を受けて、党勢拡大に新たな意気込みで取り組み、党勢で拡大・前進しながら選挙でも前進する理想的なパターンを追求したいと語りました。