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2017年10月24日(火)

共産党は12議席

共産・立憲・社民3党全体で大きく前進

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 第48回総選挙は22日投開票され、日本共産党(公示前21議席)は、比例代表で11議席となり、小選挙区では「オール沖縄」の枠組みでたたかった赤嶺政賢氏が沖縄1区で勝利して7選を決め、合わせて12議席を獲得しました。比例代表では、前回獲得した20議席(得票606万票、得票率11・37%)から11議席(同440万票、同7・91%)への後退となりました。

 今回の選挙では、日本共産党、立憲民主党、社民党の3野党が、市民連合と7項目の政策合意を結び、協力・連携してたたかい、立憲民主党が公示前の15から55議席へ大きく躍進し、3野党全体としては公示前の38から69議席へと大きく増やしました。

 日本共産党は、民進党の「希望の党」への合流という重大な逆流が共闘に持ち込まれるもとでも、安倍政権打倒の大局に立って、全国289小選挙区のうち249での野党候補の一本化のために、83選挙区で候補者を擁立しない対応をとり共闘勢力の前進に貢献。83選挙区のうち32選挙区で野党候補が勝利をおさめました。

 沖縄では、「オール沖縄」の総力を結集し、4区は及ばなかったものの、1区の赤嶺氏とともに2区の照屋寛徳氏、3区の玉城デニー氏が当選しました。辺野古新基地建設をごり押しする安倍暴走政治に対する沖縄県民の断固たる意思を示すものです。

 自民党は、選挙後に無所属3人を追加公認して284議席となり、公明とあわせて3分の2(310議席)を超えましたが、自公とその補完勢力である希望の党、維新の会の側は全体として公示前から議席を減らしました。

 比例代表で日本共産党は、東北ブロック(定数13)の高橋千鶴子氏が6選、北関東ブロック(同19)の塩川鉄也氏が7選、南関東ブロック(同22)の志位和夫委員長が9選、畑野君枝氏が再選、東京ブロック(同17)の笠井亮氏が5選、宮本徹氏が再選をそれぞれ果たしました。北陸信越ブロック(同11)で藤野保史氏、東海ブロック(同21)で本村伸子氏がともに2期目の当選を決めました。近畿ブロック(同28)で穀田恵二氏が9選、宮本岳志氏が4選を果たし、九州・沖縄ブロック(同20)で田村貴昭氏が再選を決めました。

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