2017年10月23日(月)
沖縄1区で赤嶺再選、共産比例で11議席
共闘健闘、立憲民主躍進
志位委員長「共闘勢力増は大変うれしい」
総選挙開票すすむ 午前3時現在
市民と野党が共闘し、安倍自公政権と補完勢力に正面対決する選挙戦となった第48回総選挙は22日、投開票されました。日本共産党(公示前21議席)は23日午前3時現在で、比例代表で11議席となり、小選挙区では「オール沖縄」の枠組みでたたかった赤嶺政賢氏が沖縄1区で勝利して7選を決め、合わせて12議席を獲得しました。
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自民党は単独で過半数(233)を超え、公明党と合わせ300議席を超える見通し。一方、市民と野党の本気の共闘でたたかった小選挙区では、野党統一候補が自公連合に競り勝ち、市民連合と7項目の政策合意を結んだ共産、立憲、社民の3党全体としても前進することになりました。その中で、立憲民主党は公示前の15議席を大きく上回る見通しとなりました。
日本共産党の志位和夫委員長は、午後10時25分ごろのテレビ東京のインタビューで、「市民と野党の共闘勢力全体としては議席を大きく増やしたということは大変うれしいことだと考えています」と表明しました。
安倍内閣支持率が続落する中でしたが、自民党は、大政党に有利な小選挙区制度の上に、希望の党による野党共闘への逆流持ち込み・分断によって多数を得る形となりました。
比例代表で日本共産党は、東北ブロック(定数13)の高橋千鶴子氏が6選、北関東ブロック(同19)の塩川鉄也氏が7選、南関東ブロック(同22)の志位委員長が9選、畑野君枝氏が再選、東京ブロック(同17)の笠井亮氏が5選、宮本徹氏が再選をそれぞれ果たしました。北陸信越ブロック(同11)で藤野保史氏、東海ブロック(同21)で本村伸子氏がともに2期目の当選を決めました。近畿ブロック(同28)で穀田恵二氏が9選、宮本岳志氏が4選を果たし、九州・沖縄ブロック(同20)で田村貴昭氏が再選を決めました。
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「オール沖縄」は、1区の赤嶺氏とともに、2区の照屋寛徳氏、3区の玉城デニー氏が当選しました。4区は一部自治体の開票が先延ばしされ、議席が確定しませんでした。
市民連合と政策合意を結び、共産党が支援した野党統一候補は、北海道3区、同8区、同11区、東京1区、同18区、新潟1区、同3区、同4区、長野1区、高知2区などで勝利しました。
補完勢力である希望の党は失速し、公示前の57を下回る見通し。
日本共産党は、安倍政権打倒の大局に立って、全国289小選挙区のうち249での野党候補の一本化のために、67選挙区で候補者を降ろして貢献しました。
オール沖縄 |
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