2017年10月21日(土)

比例は共産党　全１１ブロックの前進へ訴え抜く

北海道　ぶれず平和守る党

　日本共産党の、はたやま和也北海道比例候補は、札幌市内の各区を駆け巡り、「憲法９条と平和を守るブレない党、日本共産党を押し上げてください」と懸命に訴えました。

　安倍首相が９条に自衛隊の存在を書き込むといい始めたとして、「９条２項が死んでしまい、海外での武力行使が無制限になり、『戦争する国』の危険性が増し、断固反対です」と批判しました。

　侵略戦争の痛苦の教訓から９条に込められた国民の誓いを胸に、中学校教員として「教え子を再び戦場に送らない」とたたかってきたと強調。「９条改憲に反対し、平和を守る願いを統一候補に、比例は、戦前から戦争反対で筋を曲げず、ぶれない日本共産党を」と力をふり絞りました。

東北　国政と被災地つなぐ

　日本共産党の高橋ちづ子衆院東北比例候補は２０日、福島県内で「仙台市議として東日本震災を乗り越えてきた、ふなやま由美さんと力を合わせ、東北で初の２議席に」と懸命に訴えました。

　「比例は共産党」とコールが起きた郡山市の駅前アーケード。国会議員５期１４年間の半分が大震災と福島原発事故の期間だった高橋候補は「党議員、被災者、ボランティアと力を合わせ、国政と被災地をつないできた議席を２倍に」と強調。「市民と野党の共闘に誠意を尽くす共産党が伸びれば必ずみなさんの期待に応え、新しい次の扉を開くカギになる｣と熱く訴えました｡

　野党共闘を求める市民団体ミナセンなかどおりの人見やよい共同代表が応援しました。

北関東　安倍政権に審判を

　衆院比例北関東ブロック（定数１９＝埼玉、茨城、栃木、群馬４県）で、日本共産党は「党と後援会の総力を尽くし、現有２議席の絶対確保、初の３議席を実現し、北関東から安倍政権退場の審判をくだそう」と、宣伝、対話・支持拡大に担い手を広げながら、全力で取り組んでいます。

　塩川鉄也、梅村さえこの２前職ら５人の比例候補と２７人の小選挙区候補（比例重複含む）の街頭演説には、多くの市民が足を止め、訴えを聞いて「比例は共産党に」と支持を決める人も…。

　小選挙区では、市民と野党の共闘の勝利のため、５選挙区で立候補を取り下げるなどして、立憲民主党や社民党、無所属の候補者を支援し、複数の選挙区で善戦しています。

南関東　必ず４議席へ飛躍

　衆院比例南関東ブロック（定数２２＝神奈川、千葉、山梨３県）で、日本共産党は、志位和夫委員長、はたの君枝、さいとう和子の３前職ら８人の比例候補と２４人の小選挙区候補（比例重複含む）を擁立し「大激戦・大接戦、なんとしても３議席を守り、必ず４議席を」と奮闘し、「比例は共産党に」と支持を急速に広げています。

（写真）「私を再び国会へ」と力を込める、はたの候補＝２０日、横浜市南区

（写真）訴える宮本候補＝２０日、東京都東村山市

（写真）住宅街で訴える池内候補＝２０日、東京都北区

（写真）市民と握手する、しまづ候補＝２０日、浜松市北区

（写真）訴える宮本候補＝２０日、兵庫県宝塚市

（写真）訴える清水候補＝２０日、大阪市

（写真）訴える堀内候補＝２０日、兵庫県尼崎市

（写真）「共産党の躍進を必ず」と訴える大平候補＝２０日、岡山県倉敷市

（写真）党躍進を訴える白川候補＝２０日、高知市

（写真）「日本共産党が伸びてこそ政治は変えられる」と力を込める、まじま候補＝２０日、北九州市八幡西区

　小選挙区では、市民と野党の共闘の勝利のため、９選挙区で立候補を取り下げるなどして、立憲民主党や社民党の候補者を支援し、複数の選挙区では自民党候補らと大接戦となっています。

　党と後援会は「共産党の訴えを有権者に届け切れば、支持拡大の飛躍は可能だ」として、共闘でともに運動してきた市民にも協力を呼びかけ、「比例は共産党」の大攻勢をかけています。

北陸信越　共同の力再び示す

　北陸信越ブロック（定数１１）の藤野やすふみ比例候補は２０日、にしざわ博比例候補とともに冷たい雨が降る新潟市などを駆け巡り、「この北信越から必ず、にしざわさんとそろって国会に送ってください」と力をこめて訴えました。

　藤野候補は、安倍政権と東京電力が新潟県の柏崎刈羽原発を再稼働しようとしていることを批判。「日本共産党への１票で、再稼働ノーの声を示そう」と呼びかけました。

　新潟県では、参院選、知事選で勝利したことに触れ、「市民と野党の共同の力を、新潟県民のみなさんは示してきました｣と強調｡「共闘を支えてきた共産党を伸ばしてください。勝ち抜くため、最後まで全力で頑張ります」と訴えました。

東京　無党派市民も応援

　衆院比例東京ブロック（定数１７）で、日本共産党は「安倍暴走ストップ、現有３議席を何としても確保し４議席へ、小選挙区でも議席獲得を」と、笠井亮、宮本徹、池内さおりの３前職ら１０人の比例候補と１７人の小選挙区候補（比例重複含む）を先頭に、宣伝、対話・支持拡大に総力をあげています。

　小選挙区では、東京１２区で、池内候補（比例重複）が公明前職と激戦を展開。また、市民と野党の共闘の勝利のため、８選挙区で立候補を取り下げるなどして、立憲民主党や社民党の候補者を支援し、自民党や希望の党の候補者と大接戦となっている選挙区も生まれています。

　無党派の市民らが選挙ボランティアに多数駆け付け、党員・後援会員と力を合わせています。

東海　再稼働ノー国会へ

　東海ブロック（定数２１）の、しまづ幸広比例候補は２０日、浜松市内を駆け巡り、必ず国会へ駆け上がると表明し、比例東海で３議席獲得させてほしいと必死の訴えをしました。

　しまづ候補は、「安倍政権は、避難計画が不十分でも中部電力浜岡原発（御前崎市）の再稼働をすすめていこうとしている無責任な政権です。浜岡原発再稼働許さず、原発ＮＯの声をあげる総選挙にしましょう。共産党躍進で、浜岡原発の問題を国会で追及させてください｣と訴えました｡

　バイクを止めて声援を寄せた男性（８３）は「期日前投票で共産党に入れてきた。安倍は大嫌いだ。浜岡原発再稼働を許さないために共産党が大きくならないといけない」と話していました。

近畿　９条守るため伸びて

　「もう一度言います。比例は共産党。比例は共産党とお書きください」―２０日、日本共産党の小池晃書記局長のこん身の訴えが京都市のビジネス街や大阪市内に響きました。

　近畿比例（定数２８、１減）は１票を争う大激戦。日本共産党は比例候補の、こくた恵二（京都１区重複）、宮本たけし、清水ただし（大阪４区重複）、堀内照文（兵庫８区重複）の前職４氏と新人の、わたなべ結候補（大阪３区重複）や大阪５区の北山良三候補を先頭に「比例４議席を絶対確保し５議席必ず。小選挙区でも風穴を」と猛奮闘しています。

　小池氏の訴えを聞いていた女性(６５)＝京都市右京区＝は実感をこめて語ります。「憲法９条を守りたい。お母さん、おばあちゃん、あの時何してたの、と言われないよう。共産党伸びてほしいな」