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2017年10月20日(金)

だから沖縄1区あかみねさん

「オール沖縄」宝の議席

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(写真)有権者と握手する、あかみね候補=メ日、那覇市

 「保守であっても辺野古に基地を造らせない。『オール沖縄の、あかみね政賢さん』と自信を持って支持に回っております」。保守・中道系議員でつくる政策集団「新しい風・にぬふぁぶし(北極星)」の金城徹共同代表(前那覇市議会議長)は18日、志位和夫党委員長と並んで訴えました。

 「オール沖縄」宝の議席として、保革の立場を超えた支持の輪が広がっています。

 県子ども会育成連絡協議会元会長の玉寄哲永(たまよせ・てつえい)さん(83)は連日、2時間ほど自宅近くの街頭に立ち、あかみね候補の支持を訴えています。

 通りがかりに手を振った那覇市の男性(79)は「この地域で人望の厚い人。そういう人が、あかみねでやっているのだから、オール沖縄の力はすごいね」といいます。

 沖縄戦体験者の玉寄さんは、高校歴史教科書から旧日本軍による「集団自決(強制集団死)」の強制記述を削除した文科省検定意見に対し11万6千人余が結集した「教科書検定意見撤回を求める県民大会」(2007年)で大会副実行委員長を務めました。「アメリカに屈し、歴史を修正し、辺野古新基地を押し付けようとする日本政府は許し難い。オール沖縄で沖縄の意思を伝えなければならない。4人全員当選が大きな意義をもつ」と話します。

 あかみね選対の高里鈴代共同代表は「政賢さんは、辺野古の現場にも国会が終わって金曜日の夜、飛行機に乗って沖縄に帰り、土曜日の朝早くキャンプ・シュワブのゲートの座り込みに毎週のように来て国会報告をしています。沖縄の代表としてなくてはならない存在です」と強調します。

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(写真)街頭から、あかみね候補の支持を訴える人たち=18日、那覇市

基地も暮らしも経済も

 基地問題でも暮らし・経済問題でも、県民の立場で奮闘してきた、あかみね候補に幅広い層が支持をよせています。

 9カ月の子どもを育てる女性(31)は「高江にヘリが落ちて、安心して子育てするには基地はいらないと痛感した。オール沖縄の議席を守らないといけない」と話します。

 那覇市の女性(68)は、原発事故による内部被ばくの心配から16年に沖縄に移住。“政治は幻想”と思っていた一人。しかし、米軍基地あるがゆえの事件事故に直面。「基地があることで何重にも人権が踏みにじられている。その中で基地反対の運動にはいつも共産党の姿があり、移住してきた私たちを温かく受け入れてくれた。手をつないで一緒に社会を変えていきたい気持ちになった」と語り、電話かけに宣伝にとフル回転です。

 山本太郎参院議員が、あかみね候補を応援に来るとインターネットで知って街頭演説を聞きに来た女性(41)は、撮影した動画を発信しました。「消費税は弱者をいじめる政策。あかみねさんの言うように、大企業とか取れるところから税金を取ってほしい」と語ります。

 雇用問題も切実です。安倍首相は有効求人倍率が1倍を超えたと誇りますが、沖縄は非正規雇用率が全国一です。ライターの藤原桃さん(38)は「同世代には、忙しいのに給料が13万円とか14万円という話をよく聞く。安定した仕事に就けない若者が多い。行政で支えることが必要」と語り、最低賃金を上げ、8時間働けば普通に暮らせる社会をとの、あかみね候補の訴えに共感しています。

 団体職員の女性(56)は、子どもの貧困対策に活動する団体などを支援し、地域での子どもの居場所づくりに取り組んでいます。「子どもの貧困は親の貧困。特に沖縄は低所得者層が多い。税金の使われ方など安倍政権の政策が格差を生み出している。この根本的なところを解決しないと子どもの環境は良くならない」と指摘。「消費税増税はますます弱い者にしわ寄せが来る。子育て・教育予算は、膨大な軍事費を削れば捻出できるはず」と話し、増税中止を訴える、あかみね候補に期待します。

頑張り抜いて勝利必ず

 選挙戦は、一人ひとりの最後までの頑張りが勝敗を分ける「三日攻防」に突入しました。安倍政権・自民党は同区を重点区の一つとして、現職閣僚や党幹部を次々と投入。総がかりで「オール沖縄」の一角を切り崩そうと必死です。マスコミ各社は1区の情勢を、あかみね候補と自民候補が「互角」「接戦」と報じています。あかみね選対は「まだ、どの候補者に投票するか迷っている人も多い。『基地問題も暮らしも経済も、あかみねさんに』の声を全有権者に届け切ろう」と猛奮闘しています。


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