2017年10月20日(金)
迷ったけれど「比例は共産」
SNSで投稿相次ぐ
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、「(期日前投票で)日本共産党に投票してきた」と告白する投稿が相次いでいます。「#比例は共産党」の投稿も引き続き、増え続けています。
インターネットの短文投稿サイト・ツイッターでは18日、神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏が、各方面から期日前投票での比例区の投票先を聞かれたとして、「立憲民主党、共産党、社民党のどれにしようか迷いましたが、今回は立候補取り下げで野党共闘を成し遂げた共産党の『痩(や)せ我慢』に一票を投じました」と投稿。
これに「今回の共産党の疾風怒濤(どとう)の早業に大変感服した」、「私も期日前投票で初めて比例で共産党に入れました」など共感の返信が寄せられています。
内田氏のツイートに「私も比例は共産党に入れます」と返信していた、テレビのバラエティー番組で活躍する生物学者の池田清彦氏は翌日19日、「先ほど不在者投票してきました。今回は共産党に投票しました。昔から、共産党には悪口ばっかり言ってましたけどね」と投稿しました。さらに「このツイート見て、ワタシも期日前投票に行こうと思いました」との返信がありました。
著名人による「比例は共産党」の発信が次から次へと続いています。
お笑い芸人「おしどり」のマコさんは17日、「うちも家族会議で、小選挙区は立憲民主党の松尾さんに、比例は共産党、と決まりました。実家から電話かかってきて『選挙どうすんの?』聞かれ、こうする、と話すと『やっぱり!うちの家族会議もそう決まった!』とのことでした」とツイートしました。小説家の松井計さんも同日、「比例区は日本共産党に投票してきましたよ。国政選挙で共産党に投票したのは初めてですね」と投稿。女優の木内みどりさんは18日に、「期日前投票してきました。(東京7区では)自民党と希望の党を避けると26歳の新人・無所属と立憲民主の長妻昭さん。なので、長妻さんとなる。比例は共産党に」と投稿しました。
ほかにもフォロワー(自分をフォローしている人)数が数万人を超える人たちが、「比例は共産党」や「共産党に入れてきた」とツイートしています。
フェイスブックでも、「市民のデモでは、いつも共産党の議員さんが市民に混じって歩いてくれてました。選挙の時だけ地元で愛想よくする議員でなく、いつも市民と共にいる共産党の議員さんを1人でも多く国会に送り出したいです。比例は共産党に入れます」、「期日前投票。私は、選挙区では日本共産党の候補に、比例区では日本共産党に票を入れました。日本を『戦争し続けないと成り立たない国』にしたくないからです。そのために、国民の皆が持っている最大の力を行使しました」などと投稿がありました。