2017年10月20日(金)
自公追い詰める共闘の力
「比例は共産党」 様相一変
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総選挙直前に持ち込まれた逆流と分断をのりこえて、市民と野党の共闘を強めてきたところでは、安倍自公連合を追い詰める様相一変の展開になっています。その中で、市民や他党派の人々から共闘を粘り強く進める共産党への期待が強まり、「比例は共産党へ」の声が広がっています。一方、自民党は市民と野党の共闘を恐れ、「重点選挙区」で日本共産党や立憲民主党への口コミでの攻撃を強めています。
希望がわいた
全12道選挙区で野党統一が実現した北海道。「野党共闘をすすめる1区の会」事務局長の加賀谷義治さんは18日、札幌市中央区で開かれた日本共産党の政談演説会で本間かつみ比例代表候補とともに登壇し、「解散直後に民進党が突然『希望の党に合流』を発表したときは、正直めまいがしたが、すぐに志位委員長が『今回実現しなくてもこの間の努力は必ず実る、この道以外に未来はない。あきらめずに野党共闘を追求する』という表明に一気に希望がわいた」とあいさつ。「小選挙区での野党共闘候補の勝利はもちろんだが、この共闘成立に党の候補者を降ろしてまで頑張った共産党の議席は絶対に必要だ。私たちも全力で最後まで頑張る」と強調して共感を広げました。
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ショック再び
「オール野党と市民の勝利で新潟ショックを再び」と、盛り上がりを見せる新潟県。野党統一候補を本気で当選させようと頑張る共産党に対し、「比例は共産党へ」と訴える他党派の人が急増しています。
16日には自由党県連役員の富井のぶこさんが十日町市で街頭演説し「共産党員の皆さんにとって党候補でたたかいたかったでしょう。こうなったら、比例は共産党で、西沢さん(比例北陸信越ブロック)を送り出しましょう」と訴え。新発田市の街頭演説では高橋政実自由党県連副幹事長(胎内市議会副議長)が「比例代表は日本共産党を応援します」とあいさつしました。
無党派市議が
愛知、岐阜、高知、福岡などでは他党派や無党派市議が相次いで応援演説に立ち、「国会を壊す安倍政権を倒すために、ブレない共産党を前面に押し出して『比例は共産党』と声を大にして勝ち抜いてほしい」(岐阜市の無所属クラブ・田中成佳市議)などと訴えています。
立民の候補も
千葉3区では野党共闘候補の岡島一正氏(立憲民主党)が18日、JR鎌取駅前(千葉市内)で日本共産党の政党カーに乗り、野党共闘の実現に謝意を述べるとともに「比例区での共産党支援」を訴えました。
同選挙区では共産党の弁士が岡島候補の候補者カーから同氏への支持とともに「比例は共産党」と呼びかけています。
岡島氏は、自身のツイッターで、共産党の支援に「心強い応援に感謝!」と述べています。