2017年10月19日(木)
田村・まじま両氏の議席、最後までの奮闘で絶対確保を
小倉・博多 志位委員長が訴え
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那覇市での演説を終えた日本共産党の志位和夫委員長は18日午後、福岡県に駆け付け、北九州市小倉駅前と福岡市博多駅前で訴え、雨の中でも足を止めて聞き入ったり熱心に拍手を送った聴衆に、党の政策と最後までの支援を訴えました。
志位氏は「自民・公明で安定多数などという報道もありますが、そんな結果を与えるわけには断じていきません。内閣支持率は続落し、まだ決めていない人もたくさんいます。選挙戦は最後まで頑張ったものが勝利します」と強調。「九州・沖縄ブロックでは沖縄1区であかみね政賢さんの勝利をかちとるとともに、『比例代表』で日本共産党と書いていただく方を広げに広げ、田村たかあきさん、まじま省三さんの二つの議席を絶対に確保して、さらに三つにしようではありませんか」と熱烈に支援を呼びかけ、力強い拍手を受けました。
県内の各小選挙区候補ととともに訴えた九州・沖縄ブロックの田村比例候補(福岡10区重複)が「体力のある大企業に応分の負担を求めるのがまっとうな政治です。安心の社会保障をつくる暮らし福祉の守り手、日本共産党を伸ばしてください」と熱弁。まじま比例候補(同9区重複)は、この間躍進した党議員団の力で安倍政権が再稼働を狙う全原発について質問できたことや、自身が大企業の下請けいじめなどを追及し改善を勝ち取ってきたことを紹介。「現場の声と道理の力で政治を動かす党の議員を増やしてください」と呼びかけ、大きな拍手と歓声を受けました。
小倉駅前では、デッキの上にも下にもぎっしりと傘をさした聴衆が広がりました。「さよなら原発北九州連絡会」事務局長の深江守さんが「原発ゼロはいますぐ実現できる。田村さんとまじまさんを再び国政に送り出そう」と呼びかけました。
博多駅前では傘を差した帰宅途中の人々が次々と足を止め聴衆の輪がぐんぐんと広がりました。
志位氏は、安倍暴走政治への審判とともに、それに代わる日本改革のビジョンを外交、経済、原発、憲法、核兵器の分野で力説。これを進める力となる市民と野党の共闘を発展させる上でも、逆流が持ち込まれたときにも共闘を諦めずに断固として促進してきた日本共産党の躍進こそ日本を良くする一番の力となると支援を訴えると、聴衆は大きな拍手と共産党コールで応えました。
元・福岡県弁護士会会長の前田豊さんがマイクを握り、「私は今度の選挙では、9条を変えないと言う候補に一人でも多く議席を占めてほしい。そのためにも戦前から戦争反対を貫いてきたぶれない日本共産党に野党共闘で頑張っていただきたい」と期待を寄せました。