2017年10月17日(火)
自民が緊急連絡
“一騎打ち 厳しいたたかい” 野党共闘候補に危機感
自民党が吉田博美参院幹事長名で、野党共闘候補との激しい戦いとなっている選挙区への特別のてこ入れを求める緊急連絡(参院議員宛て、14日付)を発しています。
緊急連絡は、「野党候補が絞られ一騎打ちとなっている」とする22の小選挙区について、「非常に厳しい戦いとなっており、本日、安倍総裁から特段の対応を行うよう指示がだされました」としています。北海道や新潟はじめ東北、四国、九州、沖縄など、野党共闘候補の健闘が伝えられている選挙区を列挙しています。
緊急連絡は「マスコミ各社では、わが党が優勢であるかのような報道がなされておりますが、現状は大激戦が各地で繰り広げられ」ていると指摘。安倍内閣支持率の急落、続落の中、安倍自公勢力が有権者の厳しい批判にさらされる実態を露呈しています。
市民と一体「脅威」
自民党の現職地方議員の一人は「市民と野党が一つになって向かってくる姿は脅威だ」と苦境を告白。「その中で共産党が果たしている役割が大きいことは、こちらから見ていてもわかる」と語り、日本共産党が市民と野党の共闘の推進力となって力を発揮する姿を認めます。