2017年10月17日(火)
勝負はこれからの頑張りにかかっている
市民と野党の共闘の勝利 日本共産党の躍進で安倍政権を倒そう
10月16日 日本共産党常任幹部会
(1)
総選挙は残すところあと6日となりました。全党と後援会のみなさんの昼夜を分かたぬ奮闘に、心から敬意を表します。
世論調査では「自公安定多数」と言われていますが、そんな結果を与えるわけにはいきません。決して自公が強いわけではありません。安倍内閣の支持率は続落しており、毎日新聞の調査では、安倍首相の続投について、「よいとは思わない」が47%、「よいと思う」が37%です。安倍政権を倒してほしい、それが多くの国民の声です。
まだ多くの人が投票先を決めておらず、有権者の模索は最後まで続きます。残る1週間のたたかいで、結果を大きく変えることはできます。
安倍政権を倒す力は、市民と野党の共闘の勝利と、比例代表選挙での日本共産党の躍進です。ここまでつくりあげてきた市民と野党の共闘の勝利へ、最後まで頑張りぬこうではありませんか。比例で日本共産党を伸ばしに伸ばし、安倍政権への一番の痛打を与えようではありませんか。
(2)
今度の総選挙は、全国どこでも市民と野党の共闘の力でたたかい、新しい友人を広げ、絆を深めながら、いつになく明るく楽しい選挙戦になっているのが大きな特徴です。
同時に、現在のわが党の宣伝・組織活動の到達点から判断すれば、現状ではまだ現有議席の確保に至っていないということを、率直に言わなければなりません。現有議席を絶対に確保し、党大会で決めた目標をやりきれるかどうかは、これからの6日間の奮闘にかかっています。
そして、全党が猛奮闘すれば、日本共産党の躍進をかちとることは可能です。
私たちは、安倍暴走政治退場の審判を訴え、それにかわる日本改革のビジョンを、外交、経済、原発、憲法、核兵器など、あらゆる問題で打ち出し、論戦をリードしています。市民と野党の共闘を、どんな困難なもとでも揺るがず貫く日本共産党の姿勢に対して、今までになく広範な人々から、共感と支持が寄せられています。
特に、共闘に逆流が持ち込まれるもとで、わが党が共闘を揺るがずに貫き、断固たる対応をとったこと、その後共闘の成功のために、大局的見地から67人の党候補者をおろし、野党を一本化する決断をしたことは、多くの方々の党への信頼を強め、無党派の市民から「比例は共産党」という声があがり、流れとなりつつあります。
このことに確信をもって、最後の最後まで党の訴えを広げていけば、躍進できる条件はあります。
(3)
比例代表選挙は、どのブロックでもしのぎを削る大激戦・大接戦となっています。比例代表は広域で見えづらいですが、1支部あたり10票20票、党員1人あたりではわずか2票3票のところで勝敗が分かれます。これまでも、僅差で一番最後の議席に滑り込んだこともあれば、僅差で議席を逃したこともありました。
総選挙では、有権者は2票もっています。小選挙区では野党統一候補の勝利を訴え、小選挙区で他党の候補に入れるという方にも、わが党の値打ちをおおいに語り、「比例は日本共産党へ」と訴えましょう。「オール沖縄」の4選挙区をはじめ、議席を争っている小選挙区の勝利に力をつくしましょう。
全党と後援会のみなさん。この歴史的政治戦に総決起し、一日一日、投票箱のふたが閉まるまで猛奮闘し、必ず勝利しようではありませんか。常任幹部会は、全党と心一つに頑張りぬく決意です。