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2017年10月12日(木)

共闘を前に進め、「比例は共産党」の声を広げに広げて共産党躍進を

川崎 志位委員長が訴え

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(写真)聴衆の声援に応える(左から)ママの会の鈴木さん、今村、はたのの各候補、志位委員長、市民の会の田中さん、若林、斉藤の各候補=11日、川崎市高津区

 日本共産党の志位和夫委員長は11日、総選挙(22日投票)必勝を期して川崎市・溝の口駅前で街頭演説を行いました。市民と野党の共同候補となった党候補が決意表明し、市民弁士も応援演説。志位氏が「共闘の力で安倍政権を倒し、新しい日本をつくろう。日本共産党の躍進こそ市民と野党の共闘を前に進める最大の力、日本の政治を良くする一番の保障です。『比例は共産党』の声を広げに広げ、共産党の大躍進を勝ちとらせてください」と呼びかけ、大きく広がった聴衆から拍手と歓声が起こりました。

 市民と野党の共同候補の神奈川10区・はたの君枝(南関東比例重複)、9区・斉藤のどか、18区・若林やすひさ(比例同)各氏、今村あゆみ南関東比例候補が訴え、はたの候補が「共産党を伸ばし命と暮らしを守る政治を進めよう」と力を込めました。

 「18区市民の会」の若原弘道共同代表が「18区で9条改悪に反対の唯一の若林候補を押し上げたい」と演説。「ママの会@神奈川」の鈴木法子さんは、核兵器禁止条約について「被爆者の方々が長年訴えてきたことが世界を動かしている」と語り、「市民の力で立憲・共闘候補を一人でも多く国会へ送る」と訴えました。

 志位氏が「全国289の小選挙区のうち249で野党候補を一本化できました。神奈川では18のうち15が統一候補です。力をあわせて勝ちましょう」と呼びかけると聴衆は拍手と指笛で応えました。

 「さよなら安倍政治選挙」―。志位氏は総選挙の最大焦点である5年間の安倍暴走政治に退場の審判を下そうと訴えるとともに、日本共産党が、外交から経済までどの問題でも国民の切実な願いに応える対案を示していることを力説しました。

 消費税10%増税をきっぱり中止し、大企業・富裕層に応分の負担を求める税制改革の実行をはじめ、格差と貧困をただす経済改革を提案。10%増税を前提に「全世代型」の社会保障をつくるとの安倍晋三首相の言い分について、「この5年間で安倍政権は社会保障の自然増を削りに削ってきました。そのために医療費の自己負担も介護保険料も上がり、生活保護は切り縮められる。『全世代型社会保障』というが、すべての世代に対して、社会保障をボロボロにしてきたのが安倍政権です」と批判しました。

 志位氏は、核兵器禁止条約の採択に貢献した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞に歓迎と祝福を表明。「平和の大激動のなかで、唯一の戦争被爆国・日本の政府が背を向けている態度は恥ずかしい」と批判し、「安倍政権がサインしないなら、私たちの手で被爆国の国民の意思を代表してサインする政府をつくろう」と訴えると、「つくろう!」との大きな声援と拍手がわき起こりました。

 演説では川崎市長選(22日投開票)の市古ひろかず候補も訴えました。


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