2017年10月9日(月)
横田基地いらない
東京 オスプレイ配備撤回訴え
市民が集会
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米軍横田基地(東京都福生市など)の撤去と、米垂直離着陸機オスプレイの配備撤回を求める市民交流集会が7日、福生市で開かれました。労働組合、市民団体でつくる実行委員会が主催。
実行委員会の小柴康男さんが、日米両政府による横田基地の機能強化の実態を報告し、横田基地が東太平洋から中東に至る地域に展開する米軍の兵たん拠点であると同時に、自衛隊との共同作戦の拠点でもあると強調。市街地で勝手放題に訓練を行い、オスプレイの配備で特殊作戦部隊の運用を進めようとしていると指摘しました。
パネル討論では、「横田基地周辺住民750人のアンケートで8割の人が『オスプレイ配備計画に不安がある』と回答。『騒音で窓も開けられずテレビも聞こえない』との声も多く寄せられた」(横田基地問題を考える会の井出由美子さん)、「米国と北朝鮮が威嚇し合う中で戦闘になれば激しい結果になる。衝突は避けなければならない」(東京平和委員会の岸本正人さん)などと報告。
実行委員会の寉田一忠事務局長が▽オスプレイの危険性を明らかにし、横田配備撤回と普天間基地からの撤去を実現させる▽横田基地機能強化を許さない立場に立つよう自治体に求める▽「戦争できる国」づくりを進める安倍政権を退場させる―などの行動を提起。
参加者は集会後、「オスプレイいらない」「戦争法は今すぐ廃止」「憲法変えるな政治を変えろ」などとアピールして市内を行進しました。