2017年10月9日(月)
共闘こそ大義
市民と3野党党首訴え
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市民連合が主催し、日本共産党、立憲民主党、社民党の野党3党の党首が駆けつけた大街頭宣伝が8日、東京・新橋駅前で行われました。SL広場に仮設したステージ前に多くの市民が集まり、3野党党首の訴えに大きな拍手で応えました。
市民連合の高田健さんや中野晃一・上智大学教授、学生、市民らが、みんなの努力で築き上げてきた野党共闘こそ希望だと述べ、安倍政権を倒し国民のための政治を実現する決意を語りました。
日本共産党の志位和夫委員長は、総選挙の対決構図は「自公とその補完勢力」対「市民と野党の共闘」だとして、市民連合と野党3党が結んだ「安倍政権のもとでの憲法9条改定反対」、「安保法制廃止」などを含む政策協定にふれ、「しっかりとした大義のもとで頑張っていく」と表明。全国249の小選挙区で野党勢力が候補者を一本化したことをあげ、「市民と野党の共闘は新しいステージに入りました。みなさんの力で勝たせてください」と訴えると、市民から「安倍政権を倒すぞ」の声がかかりました。
立憲民主党の枝野幸男代表は、「候補者をおろすことがいかに大変かわかっています。市民の声を受け止めて努力された共産党、社民党に敬意と感謝を申しあげたい」と表明。「市民連合の要請を受けた政策を実現するために頑張っていく」と述べると拍手がわきました。
社民党の吉田忠智党首は、「みなさんの後押しがあれば安倍政権を倒し、憲法改悪を阻止できる。候補者をおろす英断をされた共産党に感謝したい。市民連合と野党3党が結束し、全力で衆院選をたたかい抜く」と力を込めました。