2017年10月6日(金)
響くコール“内閣打倒”
市民+3野党 スクラム
銀座大行進“新しい政治の扉 開け”
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総選挙で安倍政権退陣を求める大規模デモが5日夜、東京・銀座で行われました。タイトルは「安倍政権NO! 1005銀座大行進」。2000人(主催者発表)が「市民+野党共闘」などと書かれたプラカードを手に行進し、「選挙で問われる争点は、安倍政権そのものだ」と訴え。サウンドカーも登場し、「安倍政権は全員やめろ」「未来のための政治をいま」とコールしました。
デモ出発前に日比谷野外音楽堂で開かれた集会で主催者あいさつした、首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフさんは、「『森友』『加計』学園問題に代表される疑惑隠しの解散であり、許されません」と批判。その上で「総選挙は安倍政権を倒すチャンスです。野党共闘も復活しました。安倍政権を引きずりおろしましょう」と呼びかけました。
市民連合の山口二郎さん(法政大学教授)は、「さまざまなことがありましたが、3野党と市民の枠組みができました。みんなで頑張っていきたい」と語りました。
日本共産党の山下芳生副委員長、立憲民主党の菅直人元首相、社民党の福島瑞穂副党首が参加し、市民とともにプラカードを掲げ、「安倍を倒そう」「野党は共闘」とコールしました。
山下氏は「私たちは2年間、市民と野党の共闘を積み重ねてきました。一部の逆流によって壊されることはありません。安倍政権を退場させ、新しい政治の扉を開きましょう」と呼びかけました。
主催は、「安倍政権NO!☆実行委員会」。反原連、原発をなくす全国連絡会、アジア太平洋資料センターが事務局となり、さまざまな市民団体・グループ、労働組合、弁護士団体などが参加しています。