2017年10月6日(金)

立憲野党を応援

希望の党を批判　「ママの会」が表明

（写真）プラスターを掲げアピールする各地の安保法制に反対するママの会の人たち＝５日、参院議員会館

　安保関連法に反対するママの会は５日、参院議員会館で会見し、「立憲野党を応援する」と発表しました。

　発起人の西郷南海子さんは、ママの会は「だれの子どももころさせない」を合言葉に、安保法制成立後も活動してきたことを紹介。「森友・加計学園問題だけでなく、南スーダンの自衛隊日報の問題もうやむやのまま、衆議院を解散させた安倍首相は無責任だ」と批判しました。

　そのうえで、選挙の争点は安保法制だけではないが、これにどう向き合うかは候補者の考え方を示す「リトマス紙」だと指摘。

　希望の党と候補者の政策協定には、「現行の安全保障法制については、憲法にのっとり適切に運用する」とあるが、そもそも安保法制が憲法にのっとっていないことはどう考えているのかと批判し、ママの会は立憲野党を応援すると表明しました。

　各地の「会」の代表が思いを語りました。

　ママの会＠北海道の高橋春香さんは､｢北海道は全区で野党統一候補にすることでまとまった」と述べました。

　同＠東京の町田ひろみさんは、「安保関連法に反対する議員が増えてほしいと、“戦争行くより選挙に行こう”と呼びかけている」と紹介しました。

　同＠埼玉の桂紀子さんは「埼玉では立憲民主党を立ち上げた枝野幸男さんが５区に立候補し、共産党は候補者を取り下げて共闘してくれた」と語りました。