2017年10月6日(金)
市民と3野党 政策・相互支援で合意
北海道の12小選挙区
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北海道から安倍暴走政治に審判を下そうと市民と野党が5日、札幌市で政策協定と選挙協力を結びました。戦争させない市民の風・北海道の上田文雄共同代表(元札幌市長)と日本共産党道委員会の青山慶二委員長、立憲民主党の荒井聰道代表代行、社民党道連の浅野隆雄幹事長が発表しました。駆けつけた市民らが野党共闘を歓迎し、ともにたたかう決意を固め合いました。
政策協定は、立候補予定者が(1)安保法制(戦争法)の廃止、共謀罪法の廃止をめざす(2)立憲主義と民主主義の回復をめざす(3)憲法9条の改定に反対する―を盛り込んでいます。
共産党が1、3、4、5、6、8、10、11区で、立憲民主党が2、7、9、12区で候補を立てず、相互支援を行う、社民党は選挙区で共産、立憲民主候補を支援することで合意しました。
「希望の党」への「合流」による市民と野党の共闘への攻撃に、共闘を前進させてほしいとの願いが急速に広がり、民進党道連として合流方針を撤回。市民と3野党間で政策協定と選挙協力で合意しました。
上田氏は「市民の声を受け止め、野党で合意できたことに敬意を表す。万全の態勢で勝利したい」と語り、青山氏は「画期的な共闘を成功させるため、全力を挙げる。新しい政治を切り開きたい」と表明しました。