2017年10月5日(木)
ぶれない党の値打ち訴えたい
ラジオ番組で小池書記局長
日本共産党の小池晃書記局長は4日、文化放送の「ニュースワイドSAKIDORI!」に電話出演し、総選挙について「政党のあり方が問われる選挙。市民との約束をしっかり守り抜く、裏切らない、ぶれない党の値打ちを訴えたい」と語りました。司会の斉藤一美キャスターが「共産党って本当に何があってもぶれない」と応じました。
民進党と「希望の党」が合流する流れになったことをどう思うかとの斉藤氏の問いに、小池氏は、「希望」が同党の公認を受けようとする民進党出身者に対し戦争法=安保法制と改憲への支持を誓約するという“踏み絵”を踏ませる手法をとったことを批判。「野党共闘を壊すという狙いが非常に分かりやすくなった」と指摘しました。一方で、枝野幸男氏が「立憲民主党」を立ち上げたことを歓迎すると述べ、「野党と市民の共闘の流れを、さらに強く大きくしていきたい」と語りました。
小池氏は、暮らしが大変な中で安倍首相が消費税10%への引き上げを公約にしていることを批判。格差と貧困を広げる消費税でなく、アベノミクスでもうけた富裕層や、史上空前の利益を上げている大企業などに応分の負担を求めるべきだと、日本共産党の政策を説明しました。
コメンテーターの堀口ミイナ氏が「アベノミクスでうまくいっていると評価もされているけれど、暮らしはどうだったんだろうというのはすごく感じるところ。そういう票が共産党にいくのも気持ちはすごく分かる」と話しました。