2017年10月5日(木)

選挙の構図はっきりした

埼玉・川越　小池書記局長が訴え

（写真）訴える小池晃書記局長（中央）＝４日、埼玉県川越市

　日本共産党の小池晃書記局長は４日、埼玉県川越市で街頭演説し、総選挙で「比例は日本共産党」の大波をおこし、北関東ブロックから塩川鉄也、梅村さえこ両比例予定候補に加えて３議席以上を勝ち取ろうと訴えました。歩道を埋め、歩道橋に鈴なりの聴衆から、盛んに「そうだ」の掛け声が飛びました。

　小池氏は「選挙の構図がはっきりした」として「自民・公明とその別動隊である希望の党や維新の会か、それとも市民と野党の共闘の勝利と、その中心にいる日本共産党の躍進か」だと指摘しました。

　埼玉では社民党との選挙協力で、１５区の梅村予定候補、１３区の社民党の池田まさよ予定候補を互いに応援する関係ができています。小池氏が「民進党からも枝野幸男さんが立憲民主党をつくり、市民との約束を守るという。大いに歓迎しましょう」と呼びかけると、割れるような拍手が起こりました。

　小池氏は「今度の選挙は政党の在り方が問われている」として、「市民との約束を裏切らない、決してブレない日本共産党を強く大きくすることに日本の未来はかかっている。未来に責任を持たない政治をもう終わりにしよう。埼玉では７０万票の獲得で、今の２議席から３議席以上を実現させて、埼玉と日本の未来を切り開こう。安倍政治を終わらせよう」と力を込めました。

　梅村予定候補は、枝野氏の新党設立の背景として「全１５区で市民連合ができている埼玉の動きと無関係ではない」と、市民の後押しがあったと指摘。「私も、逆流を許さず新しい政治をつくる先頭に立つ」と決意表明しました。

　野党共闘を進める「オール７区連絡会」の小倉洋一共同代表、新社会党の早川俊一・川越支部長が応援に駆け付け、小倉氏は「共闘の旗を高く掲げる共産党に敬意を表します。総選挙で大躍進を」と激励しました。

　あさか英義（４区）、つじモトミ（８区）、神田三春（９区）、柿沼はるき（１０区）、長沼ちね（７区）各予定候補が決意表明しました。