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2017年10月2日(月)

「希望」は自民補完勢力

ネット番組 山下副委員長が指摘

安保法制容認、9条を改憲

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 日本共産党の山下芳生副委員長(参院議員)は9月30日配信インターネット番組AbemaTV「みのもんたのよるバズ!」に出演し、各党議員と総選挙や「希望の党」をどうみるかについて議論しました。

暴走のど真ん中

 戦争法を容認し、改憲を主張する「希望の党」の結党と民進党の合流の動きについて議論が集中する中で山下氏は、「忘れてはならないのは、この5年間、安倍政権が暴走したことの罪だ」と総選挙の争点が、安倍政権の暴走を許すかどうかであるときっぱり。「希望の党」をどう見るかについて、「(政治的主張は)安保法制容認と9条改憲だ。これは安倍暴走のど真ん中であり、自民党の補完勢力そのものだ」と断じました。

 司会のみのもんた氏から「市民と野党の共闘」の今後を問われた山下氏は、安倍政権による三つの違憲立法―秘密保護法、戦争法、共謀罪を挙げ、「そこに国民の怒りが盛り上がり、安倍政権の暴走を止めるために『市民と野党の共闘』が広がってきた」と強調。「私たちは、最後まで市民と野党の共闘を貫き、最大限追求する」とのべました。

 一方、「希望の党」の松原仁衆院議員は、「政権をとれるかどうかが大事だ」と繰り返し主張。国際ジャーナリストから経済政策について問われると、「これから、そうした政策の詰めは恐らくしていく」と具体的な政策がまだまとまっていない姿を示しました。

 自民党の武見敬三参院議員は「希望の党」は、「憲法改正という大きな方向も、安保法制をさらに発展させるという議論も全く同じ」と指摘。「一番政党らしいのは自民党と共産党だ」とつぶやきました。

 維新との連携について松原氏は「歓迎する」と明言。かつて「維新は野党ではない」と言っていたことを指摘され、「維新だっていろいろ考えてここまでたどり着いた」と反論すると、出演者から、失笑が漏れました。

共産党に「評価」

 こうした様子に視聴者から、ツイッターの番組アカウントへ「ここにきて共産党の評価が上がる。ぶれていないからだ」「共産党の方が、筋が通っている」との投稿が。「『希望の党』の綱領を読んだが、内容は空っぽ」「都政の課題を解決できないのに、国政を担えるのか」などの投稿も寄せられました。


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