2017年10月2日(月)
市民と野党の共闘 妨害乗り越えもっと強く
北海道2カ所で小池書記局長
はたやま・かわべ予定候補と
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日本共産党の小池晃書記局長は1日、総選挙で、「比例は共産党」の大波を起こし、北海道ブロックから複数議席を勝ち取ろうと、はたやま和也、かわべ竜二両比例予定候補とともに札幌、旭川両市で訴えました。小池氏の「『希望の党』による共闘への妨害を、みんなの力ではねのければ、市民と野党の共闘はもっと強く、もっと確かになる」との訴えに、道を埋めた聴衆から割れるような拍手が起こりました。
札幌では、小選挙区の森つねと(1区)、金倉まさとし(2区)、かわべ竜二(3区、比例重複)、佐々木あけみ(4区)の各予定候補が紹介され、かわべ予定候補が「安倍首相の下での改憲は許さない。原発再稼働は許さない。市民と野党で交わした約束をぶれることなく貫くのが共産党だ」と述べ、比例で2議席獲得の決意を語りました。
はたやま予定候補は、環太平洋連携協定やロシア領土問題など、首相と3年で10回の論戦をしたと紹介。JR北海道の路線縮小が自治体に不安を与えているとして「鉄路を切り、リニアに3兆円をそそぎこむなど地方切り捨てそのものだ」と安倍政権を批判しました。
旭川では、おぎう和敏6区予定候補が決意表明。応援に駆け付けた「6区市民の会」の松崎道幸事務局長が、北海道で「希望の党」の公認を受けないと表明する民進党候補が相次いでいるのを背景に「希望の党はわれわれと真反対。(民進党候補は)どうかわれわれの側に踏みとどまっていただきたい。共産党は市民との共闘に一番精力的だ。今日を出発点に共闘がさらに進むことを願う」とエールを送りました。
小池氏は、「この国を安倍首相の好き放題にさせていいのか」と「森友・加計」疑惑に象徴的な国政私物化を批判。「政治を国民の手に取り戻す総選挙にしよう」と呼びかけました。
小池氏は「希望の党」について「安保法制、憲法改定を認めるのかどうか、踏み絵まで踏ませる。まさに自民党の補完勢力。維新と選挙協力するという。東西の補完同盟だ」と訴えました。
小池氏は、市民と野党の共闘を成功させるためにも共産党の躍進が必要だとして「比例で50万票を獲得し、はたやま予定候補の宝の議席を守り抜き、かわべ予定候補も押し上げ複数議席を勝ち取ろう。市民と野党の共闘の勝利で、安倍政治を終わらせよう」と力をこめました。