2017年10月1日(日)
欠陥オスプレイ抗議
沖縄・石垣緊急着陸 市民ら集会
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米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸機MV22オスプレイ2機が同県石垣市の新石垣空港に緊急着陸してから一夜明けた30日、オスプレイは空港にとどまり、米軍による整備や点検が続けられました。
同空港周辺では「平和憲法を守る八重山連絡協議会」の呼びかけで抗議集会が開かれました。市民らはオスプレイが見える空港のフェンスわきに集まり、「オスプレイは沖縄・日本から撤退せよ」「市民の安全と生命を守れ」などと書かれたプラカードを掲げて抗議の声を上げました。
オスプレイは市街地の民家上空を通って空港に降りたとの目撃情報もあるといいます。
「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の上原秀政共同代表は「エンジンからオイルが漏れていたというし、万が一のことがあれば悲惨なことになっていた」と憤ります。「石垣に米軍はいないが、対岸の火事ではない。飛来を常態化させてはいけない。石垣に自衛隊基地を造れば、当たり前のように飛来する状況になる。絶対に造らせない」と力を込めました。
日本共産党の井上美智子市議は「こんな欠陥機は日本から出ていかせる、自衛隊への導入も中止すべきだ」と語りました。