2017年10月1日(日)
共闘を最後まで追求
山下副委員長が発言
BSフジ
日本共産党の山下芳生副委員長は9月29日放送のBSフジの「プライムニュース」に出演し、衆院冒頭解散を受けた総選挙に向け、「憲法改定や安保法制に反対する運動が広がっている。その願いをまっすぐ託せる党として頑張る」と決意表明しました。自民、公明、民進、「希望の党」、日本維新の会の各党代表が出演。社民党の又市征治幹事長もビデオメッセージで出演しました。
「希望」の若狭勝前衆院議員が憲法改定と安保法制=戦争法に賛成する民進党議員のみ受け入れると明言したことについて、山下氏は「安倍暴走政治の『しがらみ』に絡めとられた人が新党に移るということだ」と批判し、「希望」が自民党の補完勢力であることを改めて浮き彫りにしました。
山下氏は、安倍晋三首相が憲法9条に自衛隊を明記する方針を示したことについて「9条2項の空文化となり、無制限に海外での武力行使ができるようになる。絶対に反対だ」と表明。「『憲法変えるな』という保守のみなさんも含めて力を合わせて阻止したい」と強調しました。又市氏も憲法をないがしろにする安倍首相を批判し、護憲の立場を示しました。
山下氏は、総選挙で最も訴えたいことを問われ、「安保法制反対で一致し、築いてきた市民と野党の共闘を最後まで追及し、安倍暴走政治をストップさせるために頑張る」と力を込めました。