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2017年10月1日(日)

共闘発展で小選挙区勝利を

小池書記局長が比例躍進訴え

東京

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9区で原氏 20区宮本氏 なんとしても

 日本共産党の小池晃書記局長は30日、総選挙(10月10日公示・22日投票)の勝利に向けて東京都内2カ所で街頭演説し、「比例は日本共産党」の大波をおこし、宮本徹前衆院議員・東京20区予定候補、原純子同9区予定候補(いずれも比例東京重複)を必ず国会に押し上げ、比例東京ブロックでは4議席以上に躍進させようと訴えました。

 びっしりと詰めかけた聴衆にむけ、国政を私物化し、9条改憲をねらう安倍政権打倒の決意を表明した小池氏は、民進党の「希望の党」合流にふれ、「この2年間、みんなで築いてきた市民と野党の共闘を、一握りの政治家の手によってリセットするなど許すわけにいかない」と批判すると、「共産党がんばれ」の声と指笛が。共闘実現のために民進党議員を応援してきた男性(54)は「憲法守れ、戦争反対の思いをないがしろにされた。共産党を増やすしかない」と語ります。

 練馬区の石神井公園駅前では、原氏が社会保障を拡充する決意を述べ、共闘発展にむけて「共産党は揺るがない。憲法が輝く国をつくるため、市民とともにたたかい抜きます」と表明。新社会党練馬総支部の鈴木安友委員長が紹介され、子育て中の扇田未知彦さんが応援演説しました。

 東村山市の久米川駅前では、宮本氏が国会で安倍政権を徹底的に追及してきたと述べ、「9条を守る大同団結をつくろう。自民党と小池新党にこの街の議席は絶対に渡さない」と強調。河村文弁護士が応援演説に立ちました。

 小池氏は、自民党の補完勢力ぶりをあらわにし、戦争法と改憲を認めない民進党議員を排除し、「戦争できる国」に変えようとしている「希望の党」の正体を暴露。民進党のなかから、「希望の党」合流に反旗を翻し、無所属での立候補や新党結成の動きが出てきたことを「大いに歓迎したい。逆流をはねのけて、もっと強く確かな連帯をつくっていこう」と呼びかけました。

 さらに、社民党と全国11都府県20選挙区で候補者一本化を確認し、東京20区では宮本氏を統一候補にすると報告すると、聴衆から拍手がわきました。

 小池氏は、安倍自民党を打ち破る共闘発展のため、東京の小選挙区で初の勝利が必要だと訴え。原氏が、25年間、福祉現場で働いてきた経験から政治に福祉の心を取り戻そうと固く決意していること、宮本氏が新人ながら安倍首相と何度も論戦し、消費税増税ストップの先頭にたってきた実績を紹介し、原、宮本両氏の勝利を訴えました。


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