2017年9月28日(木)
市民連合との確認 党首間での合意守ることが大事
志位委員長が会見
日本共産党の志位和夫委員長は27日の午後4時過ぎ、民進党が、小池百合子東京都知事の立ち上げた新党と連携を模索する動きがあるとの報道について、野党4党が市民連合との間で次期衆院選での共通政策を確認したこと、これまで党首間で公党間の合意を何度も確認してきたことを「しっかり守って行動していくことを期待したい」と述べました。千葉市内での街頭演説後、記者団に答えました。
日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党は26日に、総選挙での野党統一候補の実現に向けて、安倍政権による9条改定に反対し、安保法制、共謀罪、秘密保護法を白紙撤回する―ことなどを旗印にした共通政策を確認しています。
志位氏は、「しっかりとした内容の共通政策を、野党4党として市民連合のみなさんと確認しています。その確認をしっかり守って行動していくことを期待したいと思います」と強調しました。
さらに、4野党の党首間で、▽結束して安倍政権を倒す▽安保法制を廃止して立憲主義を回復する▽安倍政権のもとでの憲法改悪に反対する―など何度も合意を確認していると述べ、「公党間の合意ですから、きちんと守っていくことが大事ではないかと思います」と語りました。