2017年9月25日(月)
禁止条約署名 「日本政府も」
広島・「平和の波」 子どもらも元気よく
原爆ドーム前
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「原爆ドーム Peace Wave」有志の会(二つの県被団協賛同)は24日、「平和の波」に呼応して広島市の原爆ドーム前でスピーチや歌で元気よく宣伝しました。被爆者や若者、子どもら約50人が参加し、原爆ドームを囲むように手をつなぎ、平和の波=ピースウエーブを起こし「核兵器禁止条約最高」と唱和しました。
県被団協の佐久間邦彦理事長は「国連で開始された各国政府による署名が、初日だけですでに40カ国以上との知らせを聞き、胸が熱くなりました。被爆地広島からすべての国が署名されることを呼びかけます」と訴えました。
茨城県から来た女性(47)は「平和について学びたいと思い家族で訪れました。日本政府には核兵器廃絶に向けて頑張ってほしいです」と語り署名。40代の女性2人連れは「核兵器はなくなってほしいです。北朝鮮に対して圧力ばかり強調する日本政府のやり方は間違っていると思う」と話しました。続いて、ドームそばの元安橋で「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけ、国内外から58人分の署名が寄せられました。