2017年9月25日(月)
在沖米軍 訓練始まる
東富士演習場 県民の会が監視行動
静岡
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静岡県の自衛隊東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で24日、在日沖縄米海兵隊の沖縄104号線越え実弾砲撃訓練が始まりました。104訓練は1997年から本土分散実施され、同演習場では昨年9月以来で15回目です。
防衛省の発表によると、訓練期間は10月4日までのうち9日間。時間は午前7時から午後10時までの間です。人員は430人、車両約100両。155ミリりゅう弾砲12門を使用した実弾砲撃訓練や、小銃を使った小火器訓練などが行われるとのことです。
県平和委員会などで構成する「米軍は東富士に来るな!出ていけ!静岡県民の会」(県民の会)は、訓練開始の午前7時から御殿場市の演習場畑岡射撃場前で、連日の監視行動を行っています。
午前8時40分ごろに「ドーン」と1発目のりゅう弾砲が発射されました。昼前には10発以上の砲撃音が響きました。着弾地は分散し、あちこちから煙が上がりました。午後5時までに21発の砲撃を確認しました。
渡辺正寿事務局長は「例年は米軍が記者会見で訓練内容を説明するが、今回は、22日まで日米共同訓練が行われ、そのまま104訓練に入っている。早く米軍の訓練なんてやめさせたい」と話しています。