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2017年9月25日(月)

安倍暴走に審判下す選挙 「1対1の構図を」の声に応えたい

NHK討論で小池書記局長

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 28日召集の臨時国会冒頭での解散・総選挙の動きのもと、24日のNHK「日曜討論」で与野党代表が解散や総選挙の争点について討論しました。この中で日本共産党の小池晃書記局長は、森友・加計疑惑隠し、戦争法や「共謀罪」などの憲法破壊、沖縄での新基地建設、原発再稼働などを挙げ、「この国を安倍首相の好き放題にさせていいのか。国民の中に安倍首相の政治姿勢に対する怒りと不信感が広がっている。野党と市民の共闘の勝利、日本共産党の躍進で暴走政治を止めようと訴えたい」と語りました。(詳報

 4野党の連携について問われた小池氏は「4党間で候補者の一本化を模索することで合意したことは重要で、これをふまえて候補者調整を急ぎたい」と語りました。共通政策や相互推薦・支援の合意は必要だが、「同時に少なくとも、互いに譲り合って、接戦となる選挙区を中心に『1対1の対決構図』を広げたい。安倍首相の暴走を許してはいけないという市民の声に応えるためにも、急いで合意をつくっていきたい」と強調しました。

 民進党の大島敦幹事長も「基本的な政策が重要だが、多くの市民から『1対1の構図』に持っていってくれという要望がある。その声は受け止めていきたい」と語りました。

 これに対して自民党の萩生田光一幹事長代行、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は、政権選択の選挙で基本理念が一致しない中での候補者調整は「その場しのぎの数合わせだ」などと批判しました。

 小池氏は「野党の共闘に自衛隊や日米安保条約などに対する共産党独自の政策を持ち込まないことは明確にしている」と述べ、「共闘の旗印は、安保法制=戦争法を廃止する、立憲主義を取り戻す、安倍政権の下での憲法9条改悪を許さないことで明確だ」と反論しました。

 社民党の又市征治幹事長も「理念や政策が違うから政党が違う。安倍暴走政治をとめてほしいということが問われている選挙。そこに向かって、憲法9条改悪反対、沖縄の新基地建設反対ということで4党は一致している」と反論。自由党の森ゆうこ参院会長は「基本的な理念は一致している。平和憲法を守る、99%の普通の人々を豊かに幸せにする政治にしようということで野党は一致している」と発言しました。


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