2017年9月20日(水)
台風対応 大違い
竹山氏 直ちに危機対策
吉村氏 だんじりに飲酒
各地で被害をもたらした台風18号の対応で、大阪、堺両市長の対応には大きな差がみられました。
竹山修身堺市長は、17日午前に暴風・波浪警報が発令されると直ちに選挙活動を中断。市役所に危機管理センターを設け、市民に早めの備えを呼び掛けるとともに、市内110カ所に避難所を開設し、被害状況の把握や対応に努めました。
大阪維新の会の吉村洋文大阪市長は、午後1時〜2時半まで岸和田のだんじり祭りを観覧し、懇意の人物と飲酒。夕方から自宅で待機しました。
吉村氏は「警報が出た段階で警戒本部を立ち上げ。トップは危機管理官。市長の行動にルールはない」。飲酒についても「最初の乾杯をしたが、酔っ払うようなものではない」と弁明しています。
前回の堺市長選でも台風が接近し、大和川の水位が氾濫寸前の危険な状態になりました。竹山氏は現場に駆け付け危機管理業務に専念しました。一方、橋下徹大阪市長(当時)はツイッターで選挙活動を継続し、批判を浴びました。
再び「維新は危機管理意識が低すぎる」と批判が起きています。(安)