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2017年9月16日(土)

九州北部豪雨 元の生業できるよう

福岡・東峰など 仁比氏と住民ら懇談

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(写真)被災した集落を歩く(左から)仁比氏と井手氏=14日、福岡県朝倉市

 九州北部豪雨被災地の早期復興に向け、日本共産党の仁比聡平参院議員は14日、福岡県の東峰(とうほう)村と朝倉市で、復旧の状況を調査しました。

 東峰村では渋谷博昭村長と懇談し、中小企業支援や公費解体、農地と河川の横断的な復旧などで意見交換。仁比氏は「一人たりとも復興をあきらめることがない、そういう復興をやるのが政治の責任だ」と述べ、渋谷村長は「災害で人生が変えられたということは政治として避けなければ。元のところで生業(なりわい)ができる態勢をつくりたい」と応じ、握手を交わしました。田中ようじ衆院5区候補が同席しました。

 朝倉市では、杷木(はき)地区の乙石、中村、石詰集落を調査。井手廣喜・中村区長(66)は「まだ土砂と岩が集落の上流にあり、雨が降れば帰れなくなる。危険で戻れない」と打ち明けました。

 井手氏らの案内で仁比氏は、田畑に家が点在していた3集落が土石流で約3キロにわたって押し流された現場を歩き、崖崩れで地盤が見えるほどえぐられた杉林や、跡形もなくなった棚田、崩壊した家屋などの様子を視察しました。


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