2017年9月12日(火)
福島切り捨て転換を
イレブン行動に反響
|
東京電力福島第1原発の過酷事故がいまだに収束せず、避難者をはじめ福島県民の被害が続くなか大震災・原発事故から6年半を迎えた11日、福島市で「原発ゼロ」、福島切り捨て政治の転換を求めるイレブン行動が行われました。
ふくしま復興共同センターの斎藤富春代表委員(県労連議長)は柏崎刈羽原発(新潟)の再稼働問題などにふれて、「原発再稼働と福島県民切り捨ては一体のもの」と批判。同センターは、福島第2原発の廃炉など「原発ゼロ」、県民に寄り添った復興を求める「100万人署名」を呼びかけ、10月12日に提出することを決め、同日の行動でも市民に訴えました。
「原発事故で多くの人たちが避難させられ、いまだに地元に戻れないでいる。原発の再稼働や輸出はとんでもない」と「100万人署名」に応じた女性(76)。「国民の声を聞こうとしない安倍内閣は倒してほしい。野党、共産党がしっかり頑張ってほしい」と話しました。
50代の女性は「理性的に考えたら原発を動かす意味がない。安全面からいっても不安だ」と署名。「柏崎刈羽原発の再稼働を認めるとはとんでもない」「暴走する安倍内閣はひどすぎる」との声が多く寄せられました。