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2017年9月9日(土)

9条改憲阻む署名3000万を

全国市民アクション発足集会

一点で結束 一人ひとり行動

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 「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」のキック・オフ(発足)集会が8日夜、東京都中野区にある「なかのZEROホール」で行われました。発起人・呼びかけ人らがスピーチ。「広範な人たちと共同して“地殻変動”を起こし、安倍政権を倒して憲法9条改悪をやめさせよう」「3000万人を目標に集める憲法9条改悪に反対する全国統一署名をはじめ、今日から全国各地で運動を広げていこう」と呼びかけました。


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(写真)熱気に満ちた集会の参加者たち=8日、東京都中野区

 会場はいっぱいになり、ロビーにも人があふれました。主催者発表で1500人が参加。同志社大学教授の浜矩子さん、評論家の佐高信さん、作家の落合恵子さん、精神科医の香山リカさん、ジャーナリストの高野孟さんらが「国民の大合唱が形成されれば怖いものはない」(浜氏)とスピーチ。ルポライターの鎌田慧さんは、「9条を変えるということは、戦後の歴史を捨てることだ」と語りました。

 埼玉大学名誉教授の暉峻淑子(てるおか・いつこ)さんは、「一人ひとりが多様なやり方で民主主義を守っていくことが大切だと思います」と述べました。

 主催者あいさつした「総がかり行動実行委員会」の高田健さんは、全国市民アクションについて「可能な限り最も広範な人びとが連帯し、憲法改悪阻止の一点で結束してたたかうものです」と強調。「全国各地で、一人ひとりの市民が行動し、改憲の企てを阻みましょう」と訴えました。

 総がかり行動実行委員会の小田川義和さんが行動提起。3000万人を目標に全国統一署名を集め、改憲発議を阻止すること、全国各地で市民参加の運動をつくりあげること、節目ごとに行う大規模集会を成功させることを呼びかけました。

 コメディアンの松元ヒロさんによるミニライブや、憲法学者の清水雅彦さん(日本体育大学教授)の講演が行われました。


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