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2017年9月8日(金)

きょうの潮流

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 「もののはじまりゃなんでも堺 三味も小唄も 三味も小唄もみな堺 ホンニソヤソヤ」。新堺音頭でうたわれているように、堺は文化・技術の発信地として知られます▼堺観光ガイドは「もののはじまりなんでも堺」の主なものとして鉄砲、自転車、タバコ包丁、線香、私鉄、学生相撲、傘、金魚、謡曲、三味線、医書大全など30を超す事例を紹介。銀座や国道第1号も▼全国に600近くもある銀座という名は慶長6年(1601年)に銀貨の鋳造所につけられたのが最初。その銀貨を日本ではじめて作ったのが堺の人たちでした▼現代のもののはじまりは、維新政治の終わりのはじまり。2011年11月の大阪府知事・大阪市長ダブル選で維新の松井一郎知事、橋下徹市長が誕生。勢いに乗る維新は大阪市も堺市もなくし権限と財源を吸い上げる「大阪都」構想に堺市も参加するよう竹山修身市長に迫りました▼これを拒んだ竹山市長に13年秋の堺市長選で維新候補を擁立。「堺はひとつ。堺をなくすな」を合言葉に竹山氏は、維新候補に圧勝し「堺ショック」と呼ばれました。15年5月の大阪市民による住民投票での「都」構想否決へつながります▼それでも維新は「勝つまでジャンケン」とばかりに「都」構想をあきらめず、来年秋の住民投票に再び持ち込もうとしています。10日告示の堺市長選は4年前の再現。竹山氏と維新候補の一騎打ちです。自由自治都市・堺から再び「『大阪都』NO」「維新政治NO」を突き付けるチャンスです。


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