2017年9月8日(金)
オスプレイ また白煙
大分緊急着陸機 テスト飛行できず
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大分空港(大分県国東市)に緊急着陸し、整備を続けていた米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のMV22オスプレイが7日、エンジンを始動させたところ再び白煙をあげました。8月29日の緊急着陸から10日目になりますが同空港にとどまったままです。
米軍の現場責任者は午後3時にはテストフライトを兼ねて岩国基地(山口県岩国市)に向かいたいと述べていましたが、断念しました。
同機は午後2時以降に3回、エンジンを始動させ回転翼をヘリコプターモードに切り替えましたが、2度にわたり、左側エンジン付近から大量の白煙を上げました。その都度、整備員と見られる米兵らがエンジンのカバーを開け、整備する姿が見られましたが、3度目は右側付近から青白い煙が上がりました。その後、右側エンジンを整備していましたが、雨脚が強まったこともあり、整備は中断したままです。
この日、日本共産党の山下芳生副委員長らが同空港に調査に入りました。
(記事・写真 大分県・丸小野一民)
これで主権国家なのか
調査した山下副委員長語る
事故を繰り返す欠陥機を整備不良のまま日本の空に飛ばしていることに改めて憤りを覚えました。それを容認し続けている日本政府には、国民の生命や安全に責任を負う姿勢がありません。これで主権国家といえるのでしょうか。引き続き、オスプレイの飛行中止と配備撤回、自衛隊への導入中止を求めていきたい。