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2017年9月5日(火)

きょうの潮流

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 数年前に購入した自家用車のローンがようやく終了しました。高い買い物でした。これからも大切に使って、なるべく長持ちさせたいと思います▼気になるのが維持費です。所有しているのは軽自動車で走行距離もきわめて短い。それでも所有する以上は燃料費や車検、保険など、それなりにかかります。ざっと計算すると、年間12万〜13万円。大きな故障があれば、これだけでは済みません▼いわゆる耐久財は維持費を伴います。購入にあたっては、その見極めが重要です。その点で、最近高額化の一途をたどっている自衛隊の装備品はどうでしょうか▼最近、防衛装備庁が一部装備品の導入から廃棄までの経費総額(ライフサイクルコスト)を公表しました。例えば、オスプレイの場合。機体の単価は100億円前後。これに対して維持費は1機あたり年間13億円。通常の運用で毎月1億円を超える維持費がかかります▼驚くべきは無人偵察機グローバル・ホークです。単価も約200億円ときわめて高額ですが、年間維持費が約42億円。毎月、何と3・5億円以上が消費されるのです。当たり前ですが、原資はすべて国民の税金です▼これら高額兵器の多くは米国からの輸入です。グローバル・ホークについては、防衛省内でも導入中止の声があがったほど。それでも安倍政権は、「日米同盟」の観点から導入を強行しようとしています。4年連続で過去最大を更新されようとしている軍事費に、いっそう厳しい目を注いでいかなければなりません。


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