2017年9月5日(火)
堺市長選 維新政治にきっぱりノーを
暮らし・民主主義守る竹山市長の勝利で 小池書記局長が訴え
「住みよい堺市をつくる会」が決起集会
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目前に迫った大阪・堺市長選(10日告示、24日投票)で、「住みよい堺市をつくる会」が自主的に支援する竹山修身市長(67)の3選をめざし4日夜、日本共産党の小池晃書記局長を迎えた決起集会が同市内で開かれました。大阪維新の会の陣営と本番さながらの激しい宣伝・組織戦を繰り広げる中、集会は満席の熱気。小池氏は「堺市民の暮らしと未来、大阪の民主主義を守り発展させるためにも、維新に堺市政は絶対に渡せない。大阪での維新政治にきっぱりノーの審判を下そう」と呼びかけ、盛大な拍手と歓声に包まれました。
堺市自治連合協議会顧問の静又三さん、元副市長の高橋保さんらが連帯あいさつし、竹山市長がメッセージを寄せました。
小池氏は「安倍暴走政治の補完勢力、最大の応援団の維新に厳しい審判を」と訴え。前回市長選で「大阪都」構想反対を正面に掲げた竹山氏の勝利など、「都」構想ノーの民意は明白だと語り、同構想を「争点にしない」とごまかしつつあきらめていない維新に対し「二度と都構想を言い出せなくなるよう決着をつけよう」と力を込めました。
維新が都構想を隠す一方、「竹山市政では停滞、維新政治で成長」などとするウソとごまかしの宣伝に事実を示して反論。竹山市政では財源を有効活用し、国民健康保険料の8年連続引き下げ、政令市で初めて3人目以降の子どもの保育料などを所得制限なしで無償化するといった抜群の実績があると紹介し、「440億円もの市民の税金を奪うのが都構想だ。竹山さんの勝利で、豊かで安心して暮らせる堺市をさらに発展させよう」と訴えました。
「野合」の悪罵を投げつけ、無反省に都構想に固執する維新を「一党一派の利益にしがみつく利権集団だ」と痛烈に批判。「相手を打ち破る力は、広い市民の共同の力だ。自由・自治都市の歴史をもつ堺で民主主義を守るために、竹山さんの勝利へ総力をあげよう」と呼びかけました。