2017年9月4日(月)
日米共同演習に反対
御殿場で静岡県民集会
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静岡県の自衛隊東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で行われる日米共同演習(12〜22日)などに反対する静岡県民集会が3日、御殿場市内で行われました。250人が参加し「日米軍事訓練反対」「富士を撃つな!米軍は出ていけ!」のプラカードを掲げてアピールしたのち、市中心街をパレードしました。
同演習場で日米共同演習が行われるのは15年ぶりで、8回目になります。このほかにも米軍は、オスプレイの離着陸訓練を10日と11日に予定。24日からは沖縄米海兵隊の沖縄104号線越え実弾砲撃訓練まで予定しています。
集会で「米軍は来るな出ていけ!静岡県民の会」代表の林克氏(県労働組合評議会議長)は「東富士演習場では認められていない、自衛隊と米軍が共同使用する『二元管理』を無視してまでも行おうとするのか。戦争する国の具体化、日米共同訓練は直ちに中止すべきです。米軍のオスプレイ飛来、実弾砲撃訓練もやめさせよう」と強調しました。
日本共産党から井上哲士参院議員、しまづ幸広衆院議員、中野たけし衆院東海比例予定候補が参加。井上氏は「北朝鮮の核・ミサイル問題などの解決には無条件の対話が必要です。演習は軍事衝突の危険性を増幅させるだけです。演習を中止させるため全力で頑張ります」などと述べました。
自由党の日吉雄太・静岡県総支部代表も、安倍政権が推進する戦争ができる国づくりを批判し「私たちは戦争のない国をつくっていかなくてはならない」と語りました。
山梨県北富士演習場全面返還・平和利用を求める県民共闘会議、横田基地の撤去をめざす西多摩の会も連帯あいさつしました。