2017年8月29日(火)
パラシュート降下訓練に抗議
沖縄県うるま市議会が意見書
沖縄県うるま市議会は28日、臨時議会を開き、同市津堅島(つけんじま)沖合で今月9日夜間に行われた米軍のパラシュート降下訓練に対する抗議決議・意見書を全会一致で可決しました。
津堅島訓練場水域でのパラシュート降下訓練を行わないこと、また、同水域でのパラシュート降下訓練を行わないことを日米合同委員会で決定するよう求めています。
抗議決議・意見書は、本島と津堅島を結ぶ定期船や漁船などが頻繁に航行しており、一歩間違えば重大事故につながると指摘しています。さらに、米軍のパラシュート降下訓練は、今年に入り5回行われ、その都度、うるま市と沖縄県は訓練の中止を求めてきたが、それを無視する形で強行されてきており、常態化が強く懸念されると批判しています。