2017年8月27日(日)
東海第2再稼働許さぬ
“人間の鎖”1100人
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「原発の再稼働は許さない」―。日本原電が20年運転延長を狙っている茨城県東海村の東海第2原発を包囲する「8・26原発いらない茨城アクション」が26日、おこなわれました。脱原発を掲げる県内の各団体でつくる同アクション実行委員会が主催したもの。県内外から1100人が参加しました。
アクション参加者らが“人間の鎖”で同原発を包囲。「運転延長、絶対反対」「東海第2、再稼働反対」「避難はできない」などの唱和を響かせました。
これに先立つ集会であいさつしたルポライターの鎌田慧さんは、同村内と近隣の原子力施設で重大事故やトラブルが続発していると指摘。「3・11」以降、脱原発の方向が明確になっていると強調し、原発にしがみついている安倍政権の打倒を呼びかけました。
「原発いらない福島の女たち」や地元村民の代表が、それぞれ「東海第2原発の再稼働を許してはならない」と訴え。元同村長の村上達也さんは「目先の利益だけで原発を動かそうとしている」と批判しました。
東京・青梅市から参加した男性(55)は「未来の地球や子どもたちのことを考えれば原発はいらない。“安全神話”は『3・11』で終わった」と話しました。