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2017年8月25日(金)

鶴田さんで原発止め県政刷新

茨城知事選 小池書記局長が応援

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(写真)野党・市民の共同で鶴田まこみさん(右から3人目)を知事にと訴える弁士。右から2人目は小池書記局長=24日、水戸市

 最終盤を迎えた茨城県知事選挙(27日投開票)で日本共産党の小池晃書記局長は24日、野党と市民の共同候補、「いのち輝くいばらきの会」の鶴田まこみ氏の応援のため、JR水戸駅前で鶴田氏や推薦する政党、団体の代表とともに訴えました。弁士の力強い訴えに会場から「そうだ」の掛け声と共感の拍手が何度もあがりました。

 小池氏は、最大争点の東海第2原発問題で、日本原電が28日にも20年運転延長の申請を出そうとしていると指摘。「鶴田さんの勝利で再稼働をきっぱりあきらめさせよう」と力説しました。

 大型開発優先か暮らしを本気で応援する県政かが問われる中、自民・公明に支えられてきた現職候補も、自民・公明丸抱えの新人候補も、県民の願いに背を向けていると批判。「全国8位の財政力を大型開発でなく、暮らしに使えば、見違える茨城県をつくることができる」と訴えました。

 小池氏は、安倍政権にレッドカードを突き付ける選挙だと強調。「森友・加計問題」の疑惑隠しや憲法を守らない安倍政権の暴走ぶりを告発。現職、新人候補のどちらが勝っても、安倍政治を認めることになると指摘し、「茨城から政治の流れを変え、初の女性知事の誕生で確実に原発を止め、いのちと暮らしが輝く県政に。『保守王国』といっても、新潟のように市民の力でひっくりかえすことはできる」と呼びかけました。

 会場の「まこみコール」で迎えられた鶴田氏は、東海第2原発を止め廃炉にし、大型開発から手を引くと表明。「県民の暮らしといのち第一の県政をつくっていきたい」と力を込めました。鶴田氏を推薦する政党・団体の茨城一新会の畑静枝氏、新社会党の長南博邦氏、つくば・市民ネットワークの瀬戸裕美子氏、とりで生活者ネットワークの根岸裕美子氏、緑の党の野口修氏が訴えました。


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