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2017年8月24日(木)

ジュゴン訴訟 勝利喜ぶ

沖縄訪米団 原告らと意見交換

サンフランシスコ

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(写真)沖縄訪米団を拍手で迎える生物多様性センターのウェーバー所長(奥)=22日、カリフォルニア州オークランド(池田晋撮影)

 【サンフランシスコ=池田晋】オール沖縄第2次訪米団(団長・伊波洋一参院議員)は22日、ドリス・マツイ下院議員(民主党)の事務所を訪れて要請を行ったほか、「沖縄ジュゴン訴訟」の原告である米環境団体・生物多様性センター(CBD)やバークレー市議会の関係者と意見交換しました。

 同日のサンフランシスコ大学での交流フォーラムで伊波団長は、今回の訪米で計6人の上下両院議員に沖縄の米軍新基地問題を訴えることができ、アジア・太平洋系アメリカ人労働者連盟(APALA)の25周年大会でも沖縄への連帯決議があがったことをあげ、「大変成果のあるものになっている」と述べました。

 カリフォルニア州オークランドのCBD事務所では、アンドレア・ウェーバー所長が前日出されたジュゴン訴訟の控訴裁判決について「大勝利でしたね」と訪米団を歓迎。沖縄県民として原告に参加する名護市の東恩納琢磨議員は「(勝訴で)門を開けてくれて本当にありがとう。最後の勝利まで一緒に突き進んでいきたい」と感謝の言葉を述べました。

 米国の地方議会で初めて辺野古新基地建設に反対を採択したバークレー市議会では、市議や、決議を市議会に提案した助言機関「平和と正義の委員会」のメンバーらと懇談しました。

 同委員会のジョージ・リップマン副委員長は、「私たちの委員会と市は、国際連帯の長い歴史がある。沖縄の人々は米国政府による軍事化で苦しんでおり、これはこの国のわれわれの問題だ」と述べ、引き続き沖縄を支援するために尽力すると語りました。


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