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2017年8月23日(水)

都議会、28日から臨時会

大山氏「審議に十分な会期を」

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(写真)大山とも子都議

 東京都議会の議会運営委員会は21日、築地市場の豊洲移転に向けた新市場予定地(江東区の東京ガス工場跡地)の追加対策工事などの補正予算案を審議する都議会臨時会を28日に開会することを決めました。28日に知事が発言。30日に本会議質疑、31日、9月1日、4日に常任委員会を行い、5日に閉会する予定です。

 小池百合子知事は7月、それまで市場関係者や都議会に市場移転の前提として説明してきた、予定地の土壌・地下水汚染を環境基準以下にする「無害化」方針を撤回。▽新市場施設の地下空間の床面にコンクリートを敷設し換気する▽地下水管理システムの揚水井戸を増設する―という追加対策を行って、「豊洲市場への早期移転の円滑な実施」を進める方針を示しました。補正予算案はこれを具体化するものです。

 議運委に先立つ理事会で大山とも子日本共産党都議団幹事長は、小池知事が市場移転の基本方針を表明して以降、都議会に全く説明していないと指摘。本会議で知事の報告を求め質疑するとともに、知事と一問一答形式で質疑を行う予算特別委員会を設置するなど、十分な会期を設定するよう主張しました。

 また、都議会ではこの日、中央卸売市場を所管する経済・港湾委員会も理事会を開き、23日に都側の説明を求め、25日に質疑を行うことを決めました。理事会で共産党の尾崎あや子都議は、質疑への小池知事の出席と、市場関係者らの参考人招致を行うよう求めました。


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