2017年8月23日(水)
仙台市 郡新市長が初登庁
市民ら数百人出迎え
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仙台市長選で共産、民進、社民、自由の4野党と「市民の会」の共同の力で当選した郡(こおり)和子新市長が22日、初登庁しました。数百人の市民や職員が市役所に詰め掛け、玄関で郡新市長を出迎えました。日本共産党仙台市議団も7人全員が駆け付けました。
市民の会の人たちは「歓迎 郡和子新市長」の横断幕を掲げ、代表して写真家の後藤東陽氏が郡市長に花束を手渡しました。
郡市長は笑顔で花束を受け取り、市民らと握手を交わして市役所内へ入りました。
市民の会の新里宏二代表は「これから郡新市長を支えていきましょう」と市民に呼び掛けました。初登庁に駆け付けた青葉区の女性(66)は「子どもの命を守り、発達を保障・前進させる仙台市政をつくってくれると期待しています」と話しました。
入庁後、職員を前に訓示した郡市長は「現場に出向き、現場の声に真摯(しんし)に耳を傾ける。被災者の心に寄り添い復興を成し遂げる。新しい発想で取り組んでほしい」と述べました。