2017年8月19日(土)
2プラス2 オスプレイ、日本国内飛行を容認
防衛相 佐賀空港配備費計上も
日米両政府が17日(日本時間同日深夜)、ワシントンで開いた外交・軍事担当閣僚会議(2プラス2)で、日本側はオーストラリア沖で5日に墜落した米海兵隊のMV22オスプレイについて、米側に対し原因の究明や説明を求めず、国内での飛行を事実上容認しました。
小野寺五典防衛相は2プラス2後の共同記者会見で、オスプレイの飛行について「地元での強い要望を説明し、地元への配慮や安全性の確保を改めて要請した」と説明。米側が「安全」と判断すれば、国内での飛行を容認する姿勢を示しました。
また、小野寺氏は、陸上自衛隊のオスプレイを佐賀空港(佐賀市)に配備する計画の関連経費として30億円が盛り込まれた2017年度予算案に続き、18年度の概算要求でも「関連経費を計上する方向で調整している」と発言しました。