2017年8月12日(土)
大学問題や農・漁業問題
大平議員が意見交わす
山口・下関
|
日本共産党の大平よしのぶ衆院議員は10日、山口県下関市で、市内の歴史ある私立大学・梅光学院大学(樋口紀子学長)の運営問題について大学関係者らと懇談したほか、豊北地域で農業・漁業や県立高校の統合などの問題について住民と意見交換しました。木佐木大助県議、西岡広伸衆院山口4区予定候補、党市議らが同席しました。
大学問題での懇談で大平氏は、同大学がカリキュラムやガバナンスの不十分さに関して文部科学省から4月に指導を受けたものの、改善されていない現状を同省がどう認識しているか報告。参加者からは、学生生活への影響や、問題解決へ向け市民運動へと発展させたい、などの意見が出されました。
豊北での意見交換会で、核兵器禁止条約を採択した国連会議の様子を語った大平氏は「平和を願う世論と運動が政治を動かすことを実感した」と強調。会議に参加せず、条約への署名を拒否する安倍政権に国内外から批判の声が出ていると指摘し、「野党共闘、市民との共同を広げ、総選挙で退陣に追い込もう」と力を込めました。高齢化する地域で農業を続ける厳しさを訴える参加者に大平氏は「中山間地の問題は中国地方の大きな課題だ。農業分野でも共同を広げたい」と応じました。