2017年8月10日(木)
核兵器廃絶 連帯へ熱気
原水爆禁止世界大会 女性のつどい
|
長崎市で8日夜、「核兵器なくそう女性のつどい in長崎」が開かれました。原水爆禁止2017年世界大会・長崎の階層別・分野別交流会の一つです。700人の女性らが参加し、被爆者や海外代表を迎えて話を聞きました。主催は核兵器なくそう女性のつどい2017実行委員会と長崎実行委員会。
冒頭、新日本婦人の会の笠井貴美代会長が、「核兵器禁止条約ができたことを、まず喜びたい。女性のつどいの名において全世界の政府に批准を求める」と宣言しました。
海外代表の発言で、フィリピンのコラソン・ヴァルデス・ファブロスさんは、「世界大会に来ると必ず、女性のつどいを探します。このつどいには、姉妹の連帯と熱気、笑いがあるからです」と発言。
米国のフランシス・モティワラさんは「核兵器廃絶のため、女性、民族的マイノリティー、LGBTQなど、すべての人たちがともにたたかう仲間として合流しなければなりません」と訴えました。
国連会議に参加した新日本婦人の会が壇上で報告。「296万人分のヒバクシャ国際署名が被爆者から議場で提出されました。ホワイト議長らは署名の多さに感激してくれました。翌日の核兵器禁止女性行進では土砂降りの中、約1000人が集まり、現地の人たちの熱意を感じました」と語り、赤い折り鶴を掲げると参加者から大きな拍手が起こりました。